活動報告 初段昇段審査
【活動報告】
令和4年2月20日は一名の生徒さんの昇段審査を行い、無事に八光流柔術初段位に昇段されました。
そしてこの昇段者さんはこの春3月から就職により福島を離れるため、2月27日が最後の稽古参加となりました。
昨年から、今春での県外への就職による福島離郷の報告を受けていましたので、八光流柔術の昇段についても相談していましたが、本人の希望もあり福島離郷前に初段昇段審査受験という運びになりました。
まだ学生として八光流に入門してきた時期から、文武塾の教伝内容がクラシカルな教伝本の型に段階的に転換して行くタイミングと重なったことにより、私が本部セミナーや講習会に参加し学んで帰ってきた内容に準じて、その度に型を憶え直すという苦労を強いることになってしまいましたが、本人も熱心にメモをとるなどまっすぐ素直に稽古に向き合ってくださったこともあり、初段位としての基礎基本と教伝本型については福島を離れる前になんとか伝達できたかなと思います。
学んでくれる側が真面目なだけに、私自身も教伝する側としても生半可な理解で間違ったことを伝達するわけにもいかないという責任と緊張感があったお陰で、本部セミナーや講習会に集中して臨めたということで得るものが多々ありました。
また白帯レベルの学習者でも教伝本型の形により近づいていく過程で、その内容の転換の度に動きや技の質が大きく変わっていく様子を間近で客観的に確認できたことで色々な気づきや学びを得られたのは大変ありがたい貴重な経験でした。
これまでの稽古で活きた素直さや真面目さと、八光流で培った姿勢の力で健康を保持して、これからも就職先の新天地でも若い力を存分に発揮して活躍されますようお祈りいたします。
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